Windows11を使っていると扱うファイルが多くなり検索や選択、コピーや移動などのファイル操作がだんだんと面倒になって
- 「選択するのに何度もクリックするのが大変…」
- 「もっと簡単に検索や選択・移動ができないのか?」
とストレスを感じたことがある人も多いと思います。
そこで今回はWindows11の意外と知られていない 便利なファイル操作を7つ 紹介します!

どれも特別なツールは不要ですぐに試せる操作ばかり! 「もっと快適にファイルを扱いたい!」という方はぜひチェックしてみてください!
Windows11の作業効率アップに繋がる便利なファイル操作方法が分かる。
Windows11のファイル表示を快適にする方法
条件に一致するファイルのみ表示する
ファイルが沢山あると目的のファイルを探すのが大変ですが、エクスプローラーの「列のフィルター」機能を使えば条件に一致するファイルだけを表示できます!





例えば上記の例で「種類」を「PNGファイル」でフィルターをかけると該当するPNGファイルのみ表示されます。





えっ、こんな機能があるんですか!? ファイルの種類が多い時すごく便利そう!



この機能を使うと次の様な場面で必要なファイルをすぐに見つけられます。
- WordやExcelなどファイル種類を決めて表示したい
- 更新日時やファイルサイズを絞って表示したい
ダブルクリックでファイルのプロパティを瞬時に開く
ファイルの詳細情報を確認するとき通常右クリックメニューの「プロパティ」から表示しますが、対象ファイルを選択した状態で【Alt】キー+ダブルクリックをするとより簡単に表示できます!





この方法で一発でプロパティが開きます!



おぉ、本当に一発で開きました! 右クリックメニューより楽ですね!



そうなんです。特にプロパティを頻繁に確認する人は覚えておくと便利ですよ。
Windows11でファイルを素早く選択する方法
選択範囲を瞬時に切り替える
選択した複数ファイルの中から特定のものだけを除外して選びたい場合、通常は【Ctrl】キーを押しながら一つずつクリックして選び直す必要があり大変です。



そんな時に役立つのがエクスプローラーの「選択の切り替え」機能です!
「選択の切り替え」機能を使用すると手間なく一瞬でファイルの選択を解除し、未選択のファイルだけを一瞬で選択し直す事ができます!







例えば100個のファイルのうち80個だけを選びたい場合、一度対象外の20個を選択してから『選択の切り替え』を使えば一発で選択できます。



これは時短になりそう! 沢山のファイルを選択するときって選択ミスすると面倒だから助かるな~。
- 特定のファイルを除外して選択したいとき(対象を簡単に絞り込める)
- 大量のファイルを整理するとき(選択ミスを減らせる)
任意の地点から先頭・末尾まで一瞬で選択する
大量のファイルを選択する場合マウスでスクロールしながら選択していくのは大変ですが、ショートカットキーの【Shift】+【Home / End】を使った範囲選択 を使うと任意の地点から先頭・末尾まで一度に選択することができます。
任意の地点から先頭までのファイルを選択:【Shift】+【Home】
任意の地点から末尾までのファイルを選択:【Shift】+【End】







こんな簡単に選択できるの!? 今までマウスでドラッグしてたから、すごく手間でした。。。



ドラッグや一つずつ選択するのに比べて作業スピードが格段に速くなるのでぜひ試してみて下さい!
Windows11のドラッグ&ドロップをもっと便利に使う方法
ドラッグ操作を途中でキャンセルする
ファイルをドラッグ中に対象ファイルが間違っていることに気付いたり、移動先を変えたくなって「やっぱりやめたい!」と思ったことはありませんか?



そんなときは 【Esc】キーを押せば、簡単にドラッグ操作をキャンセル できます!







操作を止めようとして手を離して、間違えてファイルを別の場所に移動してしまうことも多いからこの方法は助かるかも!
ドラッグ&ドロップ後の動作を自分で決める
ファイルをドラッグ&ドロップしたとき「移動しようと思っていたのにコピーをしてしまった!」など自分が意図しない動作をしてしまった経験はありませんか? 実は 【Shift】キーや【Ctrl】キーを使えば、自分でドラッグ&ドロップ後の動作を決めることができます!
移動したい場合 :【Shift】キーを押しながらドラッグ
コピーしたい場合 :【Ctrl】キーを押しながらドラッグ





動作を決めることで「意図しないコピー・移動を防げる」 ので作業効率アップに繋がります。



特に 「ドライブ間の移動」 では通常コピーになるので、ファイルを移動したい場合は 【Shift】キーを押して強制的に移動にする のを覚えておくと良いですよ。



確かに自分で動作を決めれば誤操作がかなり少なくなりそうですね!
ファイル名を使って素早く検索する方法
フォルダやデスクトップ上にファイルが沢山あると「あのファイルどこ!?」と探すのに時間が掛かった経験は誰しもあると思いますが、そんなときは キーボードでファイル名の頭文字を入力するだけで目的のファイルをすばやく選択できます!



例えば下記の様に「p」を入力するとファイル名の頭文字が「p」で始まるファイルが簡単に選択でき自分で探す手間が省けます。





検索ボックスやスクロールして探すよりずっと早そう!



でも、同じ頭文字のファイルが複数ある場合はどうなるんですか?



該当ファイルが複数ある場合、頭文字を続けて入力することで対象が切り替わって選択されます。





なるほど~、これなら楽に目的のファイルが見つかるかも!
まとめ
今回はWindows 11でのファイル操作を効率化する方法を7つ解説しました。
いつもの作業にちょっとした工夫を加えるだけで日々の作業スピードが大幅に向上します!
- 条件に一致するファイルのみ表示する
- ダブルクリックでファイルのプロパティを瞬時に開く
- 選択範囲を瞬時に切り替える
- 任意の地点から先頭・末尾まで一瞬で選択する
- ドラッグ操作を途中でキャンセルする
- ドラッグ&ドロップ後の動作を自分で決める
- ファイル名を使って素早く検索する
これらの方法を活用すればファイル整理や管理の手間を大幅に減らせます。



どれも標準で使える方法なので、日頃の作業に積極的に取り入れ作業効率UPに繋げてみましょう!